信じゆく 光る 5つの輪の向こう

嵐さんが踏み出す次の1歩についていきたくて。

5人の声

嵐の声はみんな特徴的だと思います。歌うとき、話すとき、TPOによっても声色は変わります。もちろんどのグループも声には個性があり、CDを聴いてもファンなれば聞き分けがつくと思いますが、嵐さんはファンじゃない方でも比較的聞き分けやすいのかなぁと思います。今日はそんな声のお話です。

 

 

嵐さんの歌声が聞き分けやすい要因としては「話している声」と「歌っている声」が近しいことが言えると思います。特に潤くん、相葉くん、翔ちゃんはこの要因が大きいと思います。潤くんのまっすぐな歌声、相葉くんの息の音が多い歌声、翔ちゃんのフラットな歌声。喋っている声から想像しやすい声かと思います。正直、昔は歌が上手くないというイメージでした。けれど、それは誤解だったなぁと。

 

潤くんの歌の上達ぶりはDVD等などを見てもめまぐるしく、努力の人だなぁとつくづく思ったり。2008年のAAAかなぁ、メイキングでOne Loveのソロの練習をする潤くんの姿も印象的でした。

 

相葉くんは、音を外さないイメージ、声が特徴的だから浮いて聴こえやすいし、下手と誤解されやすいですがそんなことはありません。相葉くんの息の多い声は時にとっても色っぽく艶っぽいですよ。

 

翔ちゃんも割と息の多い声、そして太い声、しっかりした声。ミュージカルやった事があるからでしょうか、ミュージカル的な歌い方かなぁと思います。ビブラートかけずに、まっすぐ、奥の人まで届くように。そして時に低く、こちらの心をざわつかせるような声で歌いあげてきます。T.A.B.O.Oはもう心がざわつきましたし、Let me downのラップ等低い声で歌うラップはもう心をもっていかれます。かと思ったら優しい声でラップしたり、声でここまで惹きつけるなんてさすがだなぁと。

 

そして、歌い上げるにのくんと智くん。この2人は「メロ」なイメージです。にのくんに関してはコンサート等で「ピッチ」のことが言われがちですが、私的にそんなに気にならないのです。確かに「おおおおーーー見事にずれてるーーー」って思うこともありますが、それ以上に彼の持つ歌力がすごいのです。先日のお宝音源もそうですが、にのくんの声には色々なものがついている気がします。色、感情、情景。そこが心にしみる。にのくんも声に幅がある気がします。高い声でふざけることもあれば、ドラマ等で聞かせる低い声もある。高い声で優しく歌う時もあれば、シャウトするときもある。にのくんの声の幅には感服です。

智くんは周知のとおり、嵐で1番安定した歌声で、安心して聴けます。宮城かな、言葉よりも大切なものの冒頭は少し調子悪そうだったけど、それくらいかな。最近は高い声が出にくくなってる感も少しある気がしますが、裏声で聴かせる智くんの高い声はもう絶品です。優しい、とにかく優しい。auの昔のCMで「♪ぷるるるぷるるる~お得にーずっとつながれるー」って歌うCMはCD化してほしいくらい好き。なんといっても、ファンからもきっとメンバーからも絶対的信頼のあるボーカリストだと思います。智くんは普段あんまり喋らないので歌いだすとそのギャップにやられますね。能ある鷹は爪を隠す、そんな人、そんな声。

 

 

この個性豊かな5人の声が重なると、不思議や不思議、とってもナチュラルな癖のない声になるんです。音源ではそれぞれの声の音量調節はしてあるとは思いますが、5人のユニゾンがとてもきれいです。好き。

 

 

 

 

私は昔、相葉くんの声はそんなに好きではなかったのですが、よくよく聴いてると、とてもやさしくあたたかく、そして時に艶っぽくて素敵だなぁと思うようになりました。こうやって今まで知らなかった嵐の魅力に気が付けることの幸せ。

 

 

今日も嵐が大好きです。